【伏見稲荷大社】神さまと歩く千本鳥居の道|古事記の物語とつながる、心を整える時間
はじめに|赤い鳥居が続く神秘の参道へ
京都の南、伏見の地に広がる「伏見稲荷大社」。
赤く連なる千本鳥居が有名なこの神社は、全国に三万社以上あるとされる「お稲荷さん」の総本宮です。
この記事では、伏見稲荷大社に祀られている神さまのことや、古事記との関係、そして現代の私たちの暮らしに通じる“気づき”をご紹介します。
|祀られている神さま「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」とは
|食べ物の神さま=生きる力を支える神
伏見稲荷大社の主祭神は「宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)」といって、五穀豊穣や商売繁盛の神さまとして親しまれています。
「宇迦」は“食べ物”の意味。私たちが日々いただくご飯や野菜、そのすべての恵みを見守る神さまです。
|古事記にも登場する神さま
実はこの宇迦之御魂神、古事記にも登場します。
スサノオ(須佐之男命)の子ども、またはカグツチ(火の神)の娘とされる説もあり、神話の中では「自然と食のつながり」を象徴する存在。
自然の恵みをいただくことへの感謝。それが、伏見稲荷の神さまの教えです。
|千本鳥居に込められた「願い」のかたち
|鳥居=人と神をつなぐ「道しるべ」
伏見稲荷といえば、ずらりと並ぶ「千本鳥居」。この鳥居は、願い事が“通る”ようにと奉納されたもの。商売繁盛や家内安全、学業成就まで、さまざまな願いが込められています。
鳥居をくぐるたびに、「私の願いも、ちゃんと届きますように」と、自然と背筋が伸びるような感覚に。
|願いが形になる場所
鳥居を奉納する人々の願いには共通点があります。それは、「大切な人と笑って暮らせますように」という思い。
伏見稲荷大社は、その願いが“形”になることを信じられる場所なのです。
|いまの暮らしに活かす古事記の知恵
|自然を大切にする心
古事記では、「食べ物」は単なる“もの”ではなく、神さまの恵みとして描かれています。
「今日のごはん、おいしいね」
このひとことも、宇迦之御魂神への感謝のあらわれ。
毎日の暮らしの中にある“あたりまえ”を大切にする心が、神話と現代をつなぎます。
|「願いごと」=「生きる力」
願うことは、未来を信じること。
古事記に登場する神々も、多くの試練の中で願いを手放さず、歩み続けました。
千本鳥居をくぐるたびに、その姿が重なります。
「願うこと」に意味がある。伏見稲荷は、それを教えてくれます。
|【神棚のご提案】おみくじやお札に、心をととのえる場所を
|和と北欧が調和した「ミチシルベ」
伏見稲荷大社で引いたおみくじ、どこに保管していますか?
「ミチシルベ」は、おみくじをただ“置く”のではなく、“祀る”という発想から生まれたおみくじ立て。
日本の神道文化と北欧のミニマルデザインを融合させ、玄関や書斎にも自然に溶け込みます。
旅の記憶を、心の中心に置くためのアイテムです。
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|大切な人のために「ヨリドコロ」
御札は、神さまからの贈りもの。
でも「どこに置けばいいの?」と悩む人は少なくありません。
「ヨリドコロ」は、神札をしっかり立てながらも、部屋の雰囲気に馴染む木のぬくもりが特徴。
コンパクトなのに、神聖さを感じさせるデザインは、“今どきの神棚”として人気です。
贈り物にもおすすめ。実家の親御さんに、感謝と願いを込めて贈ってみませんか?
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|まとめ|伏見稲荷大社は、願いと感謝を見つめ直す場所
伏見稲荷大社は、ただの観光地ではありません。
神話の神さまに思いをはせ、千本鳥居をくぐり、自然の恵みや人との絆に感謝する場。
そしてその祈りは、自宅に帰ってからも続きます。
おみくじや御札を見返すたびに、「また、がんばろう」と思える。
そんな“祈りの循環”を、私たちの暮らしに取り入れてみませんか?