古事記11話「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」騙した兎が悪くない?
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。
古事記【因幡の素兎】ストーリー紹介
にぎ:『このさん、このさん、因幡の白兎のお話、知ってる?すごくおもしろい話なんだよ。』
この:『え、白兎の話?聞いたことないかも。どんな話なの?』
にぎ:『ね、白兎がいてね、お岐の島から因幡の国に渡ろうとしたんだ。でもね、海をどうやって渡ろうかって悩んでたんだよ。』
この:『うんうん、で、どうしたの?』
にぎ:『白兎が考えたんだ、「サメたちをだまして渡ろう!」って。サメたちに「僕たちとあなたたち、どっちが多いかな?数えてみようよ。」って言って、サメたちを一列に並ばせたんだ。』
この:『へえ、賢いね!それでサメたちの上を歩いて渡ったの?』
にぎ:『そうそう、サメたちの上をピョンピョンと渡ったんだ。でもね、最後に「騙されたんだよ!」って言っちゃって、サメたちに怒られて、白兎は毛を全部むしられちゃったんだ。』
この:『かわいそうに…。でも、その後どうなったの?』
にぎ:『白兎がすごく痛くて困ってた時、オオクニヌシっていうすごい神様が現れてね、「川で体を洗って、蒲の穂を塗ればいいよ」って教えてくれたんだ。』
この:『オオクニヌシさんって優しいね!』
にぎ:『うん、そのおかげで白兎はきれいに治ったんだよ。そしてね、白兎は「オオクニヌシさんが因幡の国の姫様と結婚するよ」って予言したんだ。』
この:『えっ、ほんとに結婚したの?』
にぎ:『うん、その通りになったんだよ。オオクニヌシさんはすごい神様で、因幡の国をすごく良い場所にしたんだって。』
この:『すごいね!オオクニヌシさんって本当にすごい神様なんだね。白兎の話、おもしろかったよ、にぎくん。』
にぎ:『いいでしょ?古事記にはこんなにおもしろい話がいっぱいあるんだよ。また一緒に読もうね、このさん。』
この:『うん、楽しみにしてるわ!ありがとう、にぎくん。』
古事記【因幡の素兎】~出演:神さま紹介
ヤガミヒメ
八十神(やそがみ)
オオナムチ
古事記【因幡の素兎】出演神さま関わり神社紹介
祭神:【大国主神(おおくにぬしのかみ)】
『縁結び、子授 夫婦和合、五穀豊穣、養蚕守護、医薬、病気平癒、産業開発、交通・航海守護、商売繁盛』
〒699-0701
島根県出雲市大社町杵築東195
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