神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。
目次
【古事記】ストーリー紹介~神代の始まり~
にぎ:『このさん、このさん、古事記に記されている神話について話してもいいかな?』
この:『今日はどんな神話のお話を聞かせてくれるの?』
にぎ:『神代の始まりの話だよ。一番最初は、天と地がまだ分かれてない時のことから始まるんだ。』
この:『えっ、天と地が一緒だったの?どうやって分かれたの?』
にぎ:『そうなんだよ。最初はすべてが混ざり合って、どろどろしていたんだ。でもね、そこからいろんな神様が現れて、天と地がきれいに分かれていったんだよ。』
この:『神様が現れたって、どんな神様?』
にぎ:『最初に出てきたのは「アメノミナカヌシ」って神様で、ひとりで現れたんだ。その後に「タカミムスビ」と「カミムスビ」って神様も出てきて、この世界を作り始めたんだ。』
この:『へぇ、それで地上はどうなったの?』
にぎ:『地上はね、まだ海みたいにぐにゃぐにゃしてたんだ。でも、神様たちの力によって、徐々に形が整っていったんだよ。』
この:『じゃあ、イザナギとイザナミの神様はどうしたの?』
にぎ:『イザナギとイザナミはね、日本の島々を作る大切な仕事をしたんだ。天の御柱っていう柱を中心にして、島を作り、山を作り、川を流したんだよ。』
この:『すごいね、日本ができるお話なんだ。』
にぎ:『そうだよ。そしてね、そのおかげで、私たちが今住んでるこの日本って国があるんだよ。神代の始まりの話は、まるで大きな冒険物語みたいだね。』
この:『うん、ワクワクするね。にぎさんの話、本当に面白いよ。』
にぎ:『ありがとう、このさん。古事記にはもっとたくさんの神話があるから、また次回も楽しみにしててね。』
この:『うん、次の話も楽しみにしてるわ!』