【鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)】|古事記で活躍!ご利益も紹介します。
古事記に登場する『鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)』をちび神さまのにぎこのが詳しく紹介していきます。
『鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)』を主祭神とする神社やご利益、どのような神話に登場してどんな神さまたちと関わりがあるのかを、お伝えいたします。
古事記「鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)」とはどんな神さま?
にぎ:「このさん、このさん、古事記に登場する神様のお話をしてもいい?今日は、鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)に焦点を当てたいんだ。彼は山幸彦と海神の娘、トヨタマヒメの間に生まれた重要な存在なんだよ。」
この:「今日はどんな神さまのお話を聞かせてくれるの?鵜葺草葺不合命って、どんな役割を持つ神様なの?」
にぎ:「鵜葺草葺不合命は、海と陸の間を繋ぐ神話的人物で、日本の皇室の祖先ともされているんだ。彼の生誕の物語は、自然と人間の繋がり、そして生命の循環を象徴しているよ。」
この:「へえ、それは面白いわね。彼にはどんな物語があるの?」
にぎ:「彼の物語は、トヨタマヒメが海ではなく陸地で出産を試み、最終的には海に帰ってしまうという悲しいものなんだ。しかし、トヨタマヒメは子どもの世話を妹のタマヨリヒメに託し、その結果、鵜葺草葺不合命は偉大な祖先となり、彼の子孫は日本を統治することになるんだよ。」
この:「なんて深い物語なの…。鵜葺草葺不合命の名前にはどんな意味があるの?」
にぎ:「彼の名前は、彼が生まれた時に使われた鵜の羽と草で作られた産屋に由来しているんだ。これは、自然と人間の生活が密接に関わっていることを象徴しているよ。」
この:「本当に古事記の神話は、自然と人間の関係を教えてくれるわね。」
にぎ:「その通りだよ。鵜葺草葺不合命の物語は、私たちに自然への敬意と感謝、そして家族や世代を超えた繋がりの重要性を思い出させてくれるんだ。これからも、古事記に登場する神様たちから多くを学んでいこう。」
「鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)」のご利益
- 海の安全と豊漁の祈願:
鵜葺草葺不合命は海神の一つであり、航海や漁業に関連する安全と成功を願う際に頼りにされます。船乗りや漁師は、安全な海上生活や豊かな漁獲を祈願することがあります。 - 安産と子宝の守護:
伝説において、彼はトヨタマヒメから生まれた神様です。そのため、妊婦や子宝に恵まれたい夫婦が、安産や子どもの健やかな成長を祈るのに頼ります。 - 家族の結びつきと幸福:
彼の物語には家族との絆が描かれています。結婚や家庭円満、家族の幸福を願う人々も、鵜葺草葺不合命に祈ります。 - 水害や災害からの守り:
海にまつわる神として、津波や大雨による水害からの守りを求めることもあります。特に海岸線に住む地域では、自然災害への備えとして信仰されることがあります。
信仰の範囲や神社によって異なるため、具体的なご利益は地域や信仰の文脈により異なることがあります。
神社での参拝や祈りを通じて、自分の願い事や悩みを伝えることができます。
古事記「鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)」出演作品
神話を読む➡【古事記】19話|「山幸彦とトヨタマヒメ」絶対に見ないでは神さまでも守れない!?
古事記「鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)」関わり深い神さま紹介
【山幸彦(ホオリ)】
ニニギとコノハナサクヤビメの間に生まれた3兄弟の末っ子。
神さまを知る➡山幸彦(ホオリ)とは?
【トヨタマヒメ】
海の神様ワタツミの娘。妹に玉依姫(タマヨリヒメ)がいます。
神さまを知る➡【トヨタマヒメ】)とは?
【タマヨリヒメ】
海の神様・ワタツミの娘。トヨタマヒメの妹で、美女。
神さまを知る➡【タマヨリヒメ】とは?
【鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)】を主祭神とする神社紹介
『宮崎神宮』
昔々、本宮には、神武天皇の孫である健磐龍命(たけいわたつのみこと)という大切な神様がいました。
この神様は、九州の長官になったとき、おじいさんである神武天皇の素晴らしい功績を称えるために、宮崎神宮を建てることを始めたそうです。
時が経ち、第十代の崇神天皇と第十二代の景行天皇の時代には、熊襲(くまそ)と呼ばれる戦いがありました。その際、阿蘇神社の社殿が建て直され、立派な祭りが行われたそうです。
そして、第十五代の応神天皇の治世では、日向の国造(くにづくり)という大切な人たちが、宮崎神宮を整備し、また祭りを行ったという記録が残っています。
つまり、宮崎神宮は神様のご加護や歴史的な出来事がつながってできた場所なんですよ。
〒880-0053 宮崎県宮崎市神宮2丁目4-1
TEL.0985-27-4004 Goolgeマップ
「高千穂神社」
約1900年前、垂仁天皇時代に建立された神社があります。それは高千穂郷八十八社の総社であり、神社本殿と展示されている鉄製の狛犬一対は国の大切な文化財に指定されています。
この神社の主な神様は、「高千穂皇神」と「十社大明神」です。
特にこの神社は、農業、厄除け、縁結びの神様として有名で、多くの人々に信仰されています。
高千穂皇神は、日向の歴史で三代にわたる神様たちとその配偶神を総称しています。
十社大明神は、三毛入野命を含む10柱の神々が祀られています。
これらの神々には、さまざまな祈りや願い事に応じてくれると信じられています。
高千穂神社HP
住所 宮崎県西臼杵郡高千穂町大字三田井1037
電話番号 0982-72-2413 Googleマップ
【にぎこの】紹介
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【鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)】まとめ
❖どんな神さま
➡初代天皇のお父さん
❖ご利益は
➡海の安全 安産と子宝 家族の結び 水害や災害からの守り
❖出演してるのは
➡『山幸彦とトヨタマヒメ』『』
❖お祀りされている神社
❖にぎこのって?
これからは日本が世界が閑散とした時代になってしまうかもしれません。
少しホッとして、笑いも驚きもある私たち日本人の原点ストーリー『古事記』を知り、あなたの近くの神社の意味を知ることで、ココロに少しだけでも余裕を持って暮らしていけたらいいな~と思い、このサイトを作りました。
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