【古事記】第8話「アマテラスの岩戸隠れ」手の掛かり過ぎる弟スサノオ。
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。
目次
古事記【アマテラスの岩戸隠れ】ストーリー紹介
にぎ:『このさん、このさん、古事記に記されている神話のお話をしてもいい?』
この:『今日はどんな神話のお話を聞かせてくれるの?』
にぎ:『ねえ、アマテラスが天の岩戸に隠れちゃう話、知ってる?その時、めっちゃ困ったんだよ、みんな。』
この:『えっ、なんで隠れちゃったの?』
にぎ:『スサノオがいろいろやんちゃしたから。アマテラスがもう、いい加減にして!って感じで岩戸に隠れちゃったんだよ。そしたら世界中真っ暗。』
この:『真っ暗って、困るよね。どうやって解決したの?』
にぎ:『そこでアメノウズメって神様が出てきてね、めちゃくちゃ楽しい踊りを始めたの。それでみんなが「わーっ!」って盛り上がって、アマテラスが「なにしてんの?」って岩戸を少し開けたんだ。』
この:『へぇ、アメノウズメすごいね!』
にぎ:『うん!でもね、それだけじゃなくて、アメノタジカラオって力持ちの神様が岩戸をガッと開けて、アマテラスを外に引っ張り出したんだ。そしたら、また光が戻ってきたんだよ。』
この:『やったね!でも、スサノオはどうなったの?』
にぎ:『スサノオはね、最後にちょっと反省して、アマテラスに謝ったんだ。そして、アマテラスも許して、みんなが仲良くなれたんだよ。』
この:『なんだかいい話ね。天の岩戸隠れ、ほんとに大切な話なんだね。』
にぎ:『そうなんだよ、このさん。神様たちも色々あるけど、最後はみんなで解決するって、すごく大事なことを教えてくれる話なんだよ。』
この:『にぎさん、こんなに素敵な話を教えてくれてありがとう。もっとたくさんの神話や伝説を聞きたいわ。』
にぎ:『もちろんだよ、このさん。古事記にはもっともっと面白い話がいっぱいあるから、また次回ね!』
にぎが伝える【伊勢神宮】②
にぎ:伊勢神宮は、日本の非常に特別な場所です。
ここには天照大御神が祀られていて、彼女は太陽のように明るく、八百万の神々の中で最も重要な神様です。
この事実は、古事記や日本書紀にも記されています。
伊勢神宮の中でも特に重要なのが内宮、または皇大神宮とも呼ばれる場所で、ここでは天照大御神を一番大切に祀っています。
さらに、伊勢神宮は長い歴史を持っています。
日本の建国の祖である神武天皇から数えて現在の天皇に至るまで、125代にわたって続いています。
また、約2000年前、第十一代垂仁天皇のお嬢さんである倭姫命によって現在の場所に遷されたと伝えられており、それ以来、日本の歴史において非常に重要な役割を果たしてきました。
伊勢神宮のこれらの点は、ただの神社ではなく、日本の文化や歴史にとって大切な象徴であることを示しています。聞いているだけでわくわくしますね。