【古事記】第5話『イザナギと黄泉の国』愛し合った二人の永遠の別れが悲しすぎます。

神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。

 
にぎ
待てない・・それが男です。

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目次

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古事記【イザナギと黄泉の国】ストーリー紹介

古事記の魅力的な神話を一章から読んでみる➡

🔙第4話【イザナギの死】を読む

にぎ:『このさん、このさん、ちょっと切ないけど、すごく深い話があるんだ。古事記に載ってるイザナギとイザナミの話なんだけど、聞いてくれる?』

この:『うん、聞きたい。どんな話なの?』

にぎ:『昔々、イザナギとイザナミという神様の夫婦がいたの。二人は日本の国を作るために一緒に働いていたんだけど、ある日イザナミが黄泉の国、つまり死者の国に行ってしまったんだ。』

この:『え、どうして黄泉の国に行っちゃったの?』

にぎ:『イザナミは子どもを産むときに亡くなって、黄泉の国に行かなくてはならなかったんだよ。それでね、イザナギはイザナミがとても恋しくて、黄泉の国まで会いに行っちゃったんだ。』

この:『すごく愛してたんだね…』

にぎ:『うん、でも黄泉の国でイザナギが見たイザナミは、もう生きている人間の姿じゃなくて、すごく怖い姿になっていたんだ。』

この:『それはショックだったでしょうね…』

にぎ:『そうなんだ。イザナギは怖くなって、黄泉の国から逃げ出そうとしたんだ。イザナミはイザナギを追いかけたけど、イザナギはなんとか逃げ切って、黄泉の国とこの世を隔てる大きな岩で入り口を塞いだんだ。』

この:『でも、イザナミは諦めなかったの?』

にぎ:『イザナミは「じゃあ、私は一日に千人の人間を死なせるわ」と言って、イザナギに恨み言を言ったんだ。』

この:『それはすごく悲しいね…』

にぎ:『うん、でもね、イザナギは「それなら、私は一日に1500人の子どもを生ませる」と答えたんだ。だから、この世には毎日人が死んで、でも同時に新しい命が生まれているんだよ。』

この:『なんだか、悲しいけど、命の循環を感じる話ね。ありがとう、にぎさん。もっと古事記の話を聞かせてね。』

にぎ:『もちろんだよ、このさん。古事記にはまだまだたくさんの教えがあるからね。』

第6話【イザナギの禊】を読む➡

古事記『イザナギと黄泉の国』~出演:神さま紹介

古事記に登場する神さま一覧➡

神代七代~(かみよななよ)

伊邪那岐命(イザナギノミコト)

伊邪那美命(イザナミノミコト)

 

古事記『イザナギと黄泉の国』~関わり神社紹介

おみくじを飾る?!【おみくじ立て】とは➡

『飯盛神社』

「伊邪那岐命」

〒819-0037 

福岡県フクオカケン福岡市西区フクオカシ ニシク飯盛イイモリ609

神在神社

「伊邪那岐命・伊邪那美命」

〒819-1123

福岡県フクオカケン糸島市イトシマシ神在カミアリ801

立岩熊野神社

「伊邪那岐命・伊邪那美命」

〒820-0003

福岡県フクオカケン飯塚市イイヅカシ立岩タテイワ1380

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【にぎとこの】~ずっときみのそばに~

日本では赤ちゃんが生まれると、神様に「感謝」を伝えるため「お宮参り」に出かける風習があります。 そこでは、神さまの言い付けで、赤ちゃん一人ひとりに守り神「ちび神さま」がもれなく付いてきます。 この物語は、赤ちゃんとちび神さまの『にぎ』と『この』が織りなす、にぎやかな日常をハートフルに描いた作品です。 新米かみさまの糞闘ぶりを楽しんでください。

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