
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまについて、説明します。

古事記 第三章|国生み
――世界は、少しずつ「数えられる形」になっていく
オノコロ島が生まれ、
世界には、はじめて
確かな足場ができました。
けれど、
それはまだ「ひとつの場所」にすぎません。
古事記第三章は、
世界が広がり、数えられ、名づけられていく
静かな創造の物語です。
島が生まれるということ
伊邪那岐命と伊邪那美命は、
オノコロ島を拠点として、
次々に島を生んでいきます。
淡路島、
四国、
隠岐、
九州、
壱岐、
対馬、
佐渡、
そして本州。
後に「大八島国(おおやしまのくに)」と呼ばれる
日本列島の原型が、
ここで描かれます。
神話の中での「国生み」は、
支配するための行為ではありません。
住む場所を、ひとつずつ確かめていくこと。
そんな営みにも見えてきます。
名づけることで、世界は近くなる
島が生まれ、
名前が与えられることで、
世界は「ただの広がり」から
意味を持つ場所へと変わっていきます。
名前があるから、
そこを呼ぶことができ、
思い出すことができる。
古事記は、
名づけることそのものを
創造の一部として描いています。
それは、
人が世界と関係を結ぶ
最初の方法だったのかもしれません。
すべてを一度に生まなくていい
国生みの物語は、
一気に完成する話ではありません。
ひとつ生まれ、
またひとつ生まれ、
少しずつ世界が広がっていく。
そこには、
焦りも、競争もありません。
順番に、丁寧に。
古事記は、
世界でさえ
時間をかけて形づくられたことを
静かに語っています。
神話が、今の暮らしに重なるとき
国生みの物語は、
人生の進み方にも
よく似ています。
- まず、立つ場所をつくること
- 少しずつ行動範囲を広げていくこと
- それぞれの場所に、意味を見つけていくこと
すべてを整えてから
始めなくてもいい。
古事記は、
進みながら整えていくことを
世界の成り立ちとして描いています。
神話を、しまい込まないために






古事記の神話は、読んで終わりにするものではなく、「思い出しながら生きる」ための物語だと思います。
神々のはじまりを知ったあと、その余韻をどこに置いておくか。
おみくじや御札を、引き出しの奥にしまうのではなく、目に入る場所にそっと置く。
それだけで、神話は“知識”から“暮らしの一部”に変わります。
神話を、暮らしの中で思い出すための道具として、「おみくじ立て」や「御札立て」を紹介しています。
祈るためではなく、忘れないために置く。
そんな使い方も、あっていいのかもしれません。
⛩️ おみくじ・御札の“よりどころ”【ミチシルベ/ヨリドコロ】
「国生み・神生み」~出演:神さま紹介

伊邪那岐命(イザナギノミコト)
伊邪那美命(イザナミノミコト)
国生みによって生み出された島々
②番目に生んだのが 「四国(しこく)」
③番目に生んだのが 「隠岐(おき)」
④番目に生んだのが 「九州(きゅうしゅう)壱岐(いき)対馬(つしま)佐渡(さど)」
⑤番目に生んだのが 「本州(ほんしゅう)」を生みました。
この八つの島を大八島国といいます。

🎐【ミチシルベ】おみくじ立て
🕊️【ヨリドコロ】御札立て


-scaled.jpg)




