【石長比売(イワナガヒメ)】|古事記での活躍!ご利益も紹介します
古事記に登場する『石長比売(イワナガヒメ)』をちび神さまのにぎこのが詳しく紹介していきます。
始めに『石長比売』とは?
❖どんな神さま
➡『石長比売(いわながひめ)は、岩のように永遠の命を象徴する神様です。大山祇神の娘で、木花咲耶姫(このはなさくやひめ)の姉にあたります。彼女は岩の堅固さと永遠性を象徴しています。』
❖ご利益は
➡『長寿』 『健康』 『家庭円満』 『災難除け』
❖出演してるのは
➡『木花咲耶姫との結婚話』 『永遠の命の象徴としてのエピソード』
❖お祀りされている有名な神社
➡『雲見浅間神社』 『磐長姫神社』
古事記「石長比売(イワナガヒメ)」とはどんな神さま?
にぎ: 「このさん、このさん、古事記に登場する神様のお話をしてもいい?」
この: 「今日はどんな神さまのお話を聞かせてくれるの?」
にぎ: 「今回は、石長比売(イワナガヒメ)の話をしようと思うんだ。彼女の話は、私たちの運命にも深く関わっているからね。」
この:「イワナガヒメ…私のお姉さまね。彼女との運命が、私たちの子孫にまで影響を及ぼしているの。」
にぎ: 「その通りだよ。イワナガヒメを返したことで、人間に寿命が設けられることになったんだ。その決断は今でも重く心にのしかかっているよ。」
この: 「それは大きな選択だったわね。私たちの子どもたちやその子孫にも、寿命があるという現実…。」
にぎ: 「本当にごめん。でも、その決断は、人間の世界における命の尊さや限られた時間の大切さを教えてくれるものでもあるんだ。」
この: 「イワナガヒメは不老長寿の象徴。彼女を受け入れなかったことで、人間の命には終わりがあるという教訓を残したのね。」
にぎ: 「そうだね。イワナガヒメと君、コノハナサクヤヒメの選択は、美と寿命、そして命の重要性についての深いメッセージを持っているんだ。」
この: 「確かに、その選択から始まった私たちの物語は、人間の世界にも大きな意味を持っているわ。特に、命を大切にすることの重要性ね。」
にぎ: 「その通りだよ。イワナガヒメの話を通じて、私たちは見た目だけでなく、本質を見極めること、そして命の尊さを改めて考えさせられるんだ。」
この: 「それにしても、イワナガヒメはどんなご利益があるの?」
にぎ: 「イワナガヒメは長寿や健康、家庭円満、災難除けのご利益があると言われているよ。彼女を祀っている神社としては、雲見浅間神社や磐長姫神社が有名だね。」
この: 「そうなんだ。それなら一度参拝してみたいわ。イワナガヒメに関する行事や祭りもあるの?」
にぎ: 「はい、例えば、磐長姫神社では毎年秋に行われる『磐長姫祭り』が有名だよ。この祭りでは、健康長寿や家庭円満を祈願する多くの参拝者が集まるんだ。」
この:「それは興味深いわね。ぜひ参加してみたい。」
にぎ: 「アメノウズメに関する行事や祭りも紹介しましょうか。三重県の椿大神社では『椿まつり』が行われていて、アメノウズメの舞が披露されるんだよ。これはとても見応えがあるんだ。」
この: 「それも面白そうね。古事記には本当に多くの教えが詰まっているのね。」
にぎ: 「そうだね。私たちの物語を通じて、古事記のさまざまな側面を探っていくのは、本当に意義深いことだと思うよ。」
「石長比売(イワナガヒメ)」のご利益
石長比売(イワナガヒメ)の概要
石長比売(イワナガヒメ)は、日本神話において重要な役割を持つ神様の一人で、不老長寿の象徴とされています。彼女の物語は主に『古事記』に登場し、特に人間の寿命に関する神話で知られています。
ご利益と教訓
ご利益・教訓 | 説明 |
---|---|
寿命と人生の尊重 | イワナガヒメの物語は、人生の有限性と、与えられた時間を大切に生きることの重要性を教えてくれます。彼女は人生を尊重し、毎日を大切に生きることの重要性を思い出させるご利益があります。 |
内面の美の追求 | イワナガヒメが選ばれなかった物語は、見た目だけでなく内面の価値を大切にすることの大切さを示しています。内面の成長や精神的な美を磨くことへの導きや支援が彼女のご利益として考えられます。 |
健康と長寿 | 不老長寿の象徴であるイワナガヒメは、健康で長い人生を送ることへの願いに対して間接的なご利益をもたらします。自然と調和し、心身の健康に気をつけることで彼女の象徴する長寿を目指すことができます。 |
命の教訓と智慧 | イワナガヒメの物語から学べる命の尊さや、人生の選択についての智慧は、日常生活における決断や人生の方向性を考える際の指針となり得ます。 |
お祀りされている有名な神社
神社名 | 住所 | 説明 |
---|---|---|
雲見浅間神社 | 静岡県賀茂郡松崎町岩地 | イワナガヒメを祀る神社の一つで、健康や長寿を願う参拝者が多く訪れます。 |
磐長姫神社 | 奈良県桜井市多武峰 | イワナガヒメを祀り、内面の美と健康長寿を祈る祭りが行われています。 |
イワナガヒメの物語を通じて、私たちは見た目だけでなく、本質を見極めること、そして命の尊さを改めて考える機会を得ることができます。彼女の象徴する価値を理解し、日々の生活に活かしていきましょう。
❀健康長寿❀縁結び❀縁切り❀安産❀海上安全
■石長比売(イワナガヒメ)は、日本神話において重要な役割を持つ神様の一人であり、不老長寿の象徴とされています。彼女の物語は、主に『古事記』に登場し、特に人間の寿命に関する神話で知られています。イワナガヒメには直接的なご利益を求める習慣は少ないかもしれませんが、彼女の象徴する価値から得られる教訓や、間接的なご利益を考えることができます。
- 寿命と人生の尊重:イワナガヒメの物語は、人生の有限性と、与えられた時間を大切に生きることの重要性を教えてくれます。そのため、彼女は人生を尊重し、毎日を大切に生きることの重要性を思い出させるご利益があると考えられます。
- 内面の美の追求:イワナガヒメが選ばれなかった物語は、見た目だけでなく、内面の価値を大切にすることの大切さを示しています。そのため、内面の成長や、自己の精神的な美を磨くことへの導きや支援が彼女のご利益として考えられるでしょう。
- 健康と長寿:不老長寿の象徴であるイワナガヒメは、健康で長い人生を送ることへの願いに対して、間接的なご利益をもたらすかもしれません。自然と調和し、心身の健康に気をつけることで、彼女の象徴する長寿を目指すことができると考えられます。
- 命の教訓と智慧:イワナガヒメの物語から学べる命の尊さや、人生の選択についての智慧は、日常生活における決断や、人生の方向性を考える際の指針となり得ます。
イワナガヒメに直接的な祈願を行う特定の習慣は少ないかもしれませんが、彼女の物語や象徴する価値から学ぶことで、精神的な成長や内面の充実を求める人々にとっての間接的なご利益を感じ取ることができるでしょう。
古事記「石長比売(イワナガヒメ)」出演作品
邇邇芸命(二ニギノミコト)の運命
顔で選んで寿命が出来る悲劇
神話を読む➡【古事記】16話|邇邇芸命(二ニギノミコト)の運命~顔で選んで亡くなる悲劇
古事記「石長比売(イワナガヒメ)」関わり深い神さま紹介
邇邇芸命(ニニギノミコト)
アマテラスに命じられ天孫降臨した神様で当サイトにぎこのの【にぎ】です!
木花咲耶姫(コノハナサクヤビメ)
絶世の美女であるコノハナサクヤビメは、高天原から降臨してきたニニギに一目ぼれされます。
大山津見神(オオヤマツミ)
コノハナサクヤビメとイワナガヒメのお父さん。
【石長比売(イワナガヒメ)】を主祭神とする神社紹介
「雲見浅間神社」
記紀神話で、姉妹の父である大山祇神は、天から降臨した瓊瓊杵尊に姉妹を差し出します。
しかし、妹より容姿の劣る磐長姫命は返されてしまいました。
磐長姫命の「磐(岩)」は、永遠の命の象徴。磐長姫命を捨てた瓊瓊杵尊とその子孫は、限られた寿命を持つようになりました。
美しい妹を妬んだ磐長姫命。地元には、烏帽子山で富士山をほめると怪我をするなどの言い伝えが残っています。
創建は不詳ですが、文徳天皇記紀に「嘉祥2年(849)10月壬子、伊豆の国、伊波乃比咩命の神に従五位を授く」と記載されています。
雲見浅間神社HP
〒410-3615
静岡県賀茂郡松崎町雲見386-2
『磐長姫神社』
武庫之荘の静閑な住宅街の一角に建つ。
大山津見神の娘、磐長姫命を祀る。
妹は木花之佐久夜毘売命である。
『古事記』には、「磐長姫をお側にお使いになるならば、雪が降り風が吹いても岩のように永遠に生命があり安泰である。
木花之佐久夜毘売命をお側にお使いになるならば、木に咲く花が美しく開きそろうように御子も栄える。」とある。
〒661-0034 兵庫県尼崎市武庫之荘西2丁目46−23
TEL:06-6417-1030
【にぎこの】紹介
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まとめ
❖どんな神さま
➡イワナガヒメは、不老長寿の神様
❖ご利益は
➡❀健康長寿❀縁結び❀縁切り❀安産❀海上安全
❖出演してるのは
➡『邇邇芸命(二ニギノミコト)の運命』
❖お祀りされている神社
❖にぎこのって?
これからは日本が世界が閑散とした時代になってしまうかもしれません。
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