【建御名方神(タケミナカタ)】|古事記での活躍!ご利益も紹介します。
古事記に登場する『建御名方神(タケミナカタ)』をちび神さまのにぎこのが詳しく紹介していきます。
『建御名方神(タケミナカタ)』を主祭神とする神社やご利益、どのような神話に登場してどんな神さまたちと関わりがあるのかを、お伝えいたします。
古事記「建御名方神(タケミナカタ)」とはどんな神さま?
にぎ:「このさん、このさん、古事記に登場する神様のお話をしてもいい?」
この:「今日はどんな神さまのお話を聞かせてくれるの?」
にぎ:「天若日子はね、高天原に住む神で、『天の若い貴公子』という意味を持っているんだ。彼の物語は、神々の間のコミュニケーションや、命とは何かという深いテーマに触れているよ。」
この:「へえ、そうなの?具体的にどんな話なの?」
にぎ:「天若日子は、地上の神々との間で使者として送られたんだけど、途中で地上の生活に溺れてしまい、高天原に戻らなかったんだ。その行動が、天と地の間に大きな波紋を呼んだんだよ。」
この:「それで、どうなったの?」
にぎ:「最終的には、その行動が原因で天若日子は罰を受けてしまうんだ。この物語は、使命感と責任、そして天命を重んじることの重要性を教えてくれるんだよ。」
この:「なるほど、深い話ね。」
にぎ:「そうなんだ。そしてね、天若日子の物語は、私たちに自然や森林との調和の大切さをも思い出させてくれるんだ。彼が地上で過ごした時間は、自然の美しさやその恵みを象徴しているとも言えるよ。」
この:「自然との調和かあ、それは今の私たちにも大切なメッセージね。」
にぎ:「まさにその通り。天若日子の物語を通じて、古事記が伝えたいメッセージを今もなお、私たちは学び、感じることができるんだ。」
この:「にぎさん、いつも素敵な話をありがとう。古事記の神様たちのお話、もっと聞きたいわ。」
にぎ:「いつでも話すよ。古事記の物語は、まだまだたくさんあるからね。次回はまた別の神様の話をしよう。」
この:「うん、それ楽しみにしてるわ!」
「建御名方神(タケミナカタ)」のご利益
☤勝利祈願 ☤狩猟守護 ☤子授かり
☤子孫繁栄 ☤交通安全 ☤延命長寿
■建御名方神(タケミナカタ)は、日本の神話に登場する神で、特に信濃国(現在の長野県)諏訪地方において重要な神様とされています。諏訪大社の主神として崇拝される彼には、多くの信者が様々なご利益を求めて参拝します。以下は、タケミナカタ神に求められる代表的なご利益です:
- 勝利と成功:
タケミナカタは、神話国譲りの話でタケミカヅチ神との戦いに敗れたものの、その勇敢な姿勢から勝利や成功を求める人々に信仰されています。特にスポーツ選手や競技者にとって、彼の神聖な力は勝利への道を導くとされ、試合や大会前の祈願に訪れる人も多いです。 - 戦いや競争における力:
武勇に優れた神としての彼の側面は、日常生活における戦いや競争、挑戦に直面している人々に対しても、強さと勇気を与えるご利益があるとされています。 - 災害からの保護:
タケミナカタは自然現象を司る神ともされ、特に諏訪地方では水害や自然災害から地域を守る神様として信仰されています。そのため、安全と保護を求める祈りにも応えてくれるとされます。 - 繁栄と豊穣:
農業が盛んな諏訪地方では、豊作と繁栄をもたらす神様としてもタケミナカタは崇拝されています。地域の農業発展や家庭の豊かさを願う人々にとって、彼への信仰は重要な意味を持ちます。 - 技能と知恵:
タケミナカタはまた、技能や知恵、学問の神としての側面もあり、新たな技術や知識を学ぶ人々に対しても支援を提供するご利益があると信じられています。
諏訪大社をはじめとするタケミナカタを祀る神社では、これらのご利益を求める参拝者が絶えず訪れ、彼の神聖な力を信じて祈りを捧げています。
古事記「建御名方神(タケミナカタ)」出演作品
オオクニヌシの国造り・国譲り
アマテラス一派との争い
神話を読む➡【古事記】第13話「オオクニヌシの国造り・国譲り」
古事記「建御名方神(タケミナカタ)」関わり深い神さま紹介
天鳥船神(アメノトリフネ)
神さまなのかそれとも神がのる船なのか分かっていない神さま。
建御雷之男神(タケミカズチ)
イザナギがカグツチを斬った時の血から生まれた剣の神様
大国主神(オオクニヌシノカミ)
高天原にいる神様の総元締のアマテラスに対し、地上世界にいる神様の総元締。
【建御名方神(タケミナカタ)】を主祭神とする神社紹介
「諏訪大社」
諏訪明神は古くから風・水の守護神で五穀豊穣を祈る神として、また武勇の神として広く信仰され、
現在は生命の根源・生活の源を守る神と崇められております。
諏訪大社HP
上社本宮 長野県諏訪市中洲宮山1 TEL:0266-52-1919
下社春宮 長野県諏訪郡下諏訪町193 TEL:0266-27-8316
『秋保神社』
“勝負の神”のいわれ
当社の御創建は秋保の最も古い歴史として記されていますが、今から凡そ1200年程前、平安初期の大同3年(808年)時の征夷大将軍坂上田村麻呂が蝦夷平定の折、この地に熊野神社を 祀ったのが初めと伝えられています。
時代は下り、室町時代には秋保村領主秋保氏の祖先 平盛房が信州は諏訪大神に本土恢復を祈願したところ戦勝の御神徳を得た事から、諏訪神社の御神霊をこの地に勧請して祈願所とし「戦の神」として崇拝されるようになりました。
慶長5年には武家の守護神として仙台藩の尊崇も寄せられるようになり、伊達家に庇護され大社が建立されると共に、正保3年には二代藩主忠宗公より伊達家の永久祈祷が仰せ付けられました。
明治42年には明治天皇の御勅令により秋保五カ村の御神霊を合祀し、主祭神「健御名方命タケミナカタノカミ」をはじめ、「天照皇大神他七柱」が祀られ、諏訪神社の社号が秋保神社と改められました。
宮城県仙台市太白区秋保町長袋字清水久保北22
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まとめ
❖どんな神さま
➡武田信玄をはじめとする戦国武将にも崇敬されている。
❖ご利益は
➡☤勝利祈願 ☤狩猟守護 ☤子授かり
☤子孫繁栄 ☤交通安全 ☤延命長寿
❖出演してるのは
❖お祀りされている神社
❖にぎこのって?
これからは日本が世界が閑散とした時代になってしまうかもしれません。
少しホッとして、笑いも驚きもある私たち日本人の原点ストーリー『古事記』を知り、あなたの近くの神社の意味を知ることで、ココロに少しだけでも余裕を持って暮らしていけたらいいな~と思い、このサイトを作りました。
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