【古事記】２２話「ヤマトタケルノの武勇伝」草薙剣を与えられ、白鳥となって大和へと飛び去った！？
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます
古事記「ヤマトタケルノの武勇伝」ストーリー紹介
にぎ：「このさん、このさん、古事記に登場する英雄、ヤマトタケルノミコトの話をしてもいい？彼の冒険にはオオウスやオウス、それにクマツタケルの話も関わっているんだよ。」
この：「今日はどんな神話のお話を聞かせてくれるの？オオウスやオウス、クマツタケルってどんな人たちなの？」
にぎ：「まず、オオウスとオウスは、ヤマトタケルノミコトの物語に登場する弟たちだよ。そして、クマツタケルは九州に住む強敵、実はオウスの挑戦を受けることになるんだ。」
この：「どんな挑戦だったの？」
にぎ：「天皇からの命により、オウスは女装してクマツタケルの宮殿に潜入し、その際にクマツタケルを討つことに成功したんだ。その勇気と策略によって、オウスは後にヤマトタケルとして知られるようになったんだよ。」
この：「それはすごい話ね。ヤマトタケルは他にどんな試練を乗り越えたの？」
にぎ：「ヤマトタケルの試練には、東国平定の旅があるんだ。そこでは伊吹山の神との戦いや、草薙剣を使った数々の冒険があったよ。特に草薙剣は、彼にとって大きな力となり、難局を切り抜ける手助けをしたんだ。」
この：「ヤマトタケルノミコトの物語って、本当に勇敢で感動的ね。」
にぎ：「ヤマトタケルノミコトは、日本の古事記に登場する最も勇敢な英雄の一人で、彼の冒険は数々の伝説になっているんだ。特に有名なのは、彼がヤマタノオロチという巨大な蛇を退治した物語だよ。」
この：「ヤマタノオロチ退治って、どんな話？」
にぎ：「ヤマタノオロチは八つの頭と八つの尾を持つ恐ろしい怪物で、毎年美しい乙女を生贄として要求していたんだ。ヤマトタケルノミコトはこの怪物を退治するために、巧みな策を用いてヤマタノオロチを倒したんだよ。」
この：「すごい勇気ね！でも、ヤマトタケルノミコトの物語には他にも試練があったの？」
にぎ：「ええ、実は彼の冒険はそれだけではないんだ。彼は多くの戦いと試練を乗り越え、日本各地に平和をもたらしたと言われている。その中で、彼は特別な力を持つ草薙剣も手に入れて、難局を切り抜けたんだ。」
この：「草薙剣って、特別な剣なの？」
にぎ：「そうだよ。草薙剣は神々から授かったとされる伝説の剣で、ヤマトタケルノミコトに大きな力を与えたんだ。」
にぎ：「そうだね。彼の物語は、勇気や知恵、そして困難に立ち向かう強い心を教えてくれるよ。古事記に記されたこれらの物語は、現代にもその精神が引き継がれていて、彼を祀るお祭りや儀式が今でも行われているんだ。」
この：「私たちも古事記から学ぶことはたくさんあるわね。」
にぎ：「ええ、古事記の物語からは、英雄の勇気だけでなく、家族や仲間との絆、自然との共生の大切さも学ぶことができるんだ。これからも、もっと多くの神話を一緒に探っていこう。」
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