【古事記】21話|「ヤマトヒメのご巡幸」伊勢神宮内宮の別宮「倭姫宮」に祀られています。
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。
古事記「ヤマトヒメのご巡幸」ストーリー紹介
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にぎ:『このさん、このさん、古事記に記されている神話のお話をしてもいい?』
この:『今日はどんな神話のお話を聞かせてくれるの?』
にぎ:『ねえ、このさん、知ってる?昔々、日本で大切な役割を果たしたヤマトヒメのお話があるんだよ。第十代崇神天皇の時代、国は大きな試練に直面していたんだ。』
この:『え、どんな試練だったの?』
にぎ:『疫病が蔓延して、人々が苦しんでいた時、アマテラス大神を笠縫邑(かさぬいむら)に祀ることで、その難を乗り越えようとしたんだ。それが今の伊勢神宮の始まりなんだよ。』
この:『アマテラス大神は、八咫鏡の神様でしょ?』
にぎ:『そうそう、その通り。そして、ヤマトヒメは後に、アマテラス大神を祀るべき場所を求めて東国への長い巡幸を行ったんだ。最終的に、伊勢の五十鈴川上にその場所を見つけ、そこが神宮の地となった。』
この:『それって、すごく神秘的な感じがするね。』
にぎ:『本当だよ。伊勢の地がアマテラス大神にとって特別だった理由も、その自然豊かな景色にあるんだろうね。森林や自然環境が神聖な雰囲気を醸し出して、神宮の歴史が二千年以上も続いているんだよ。』
この:『ほんとに、自然と神々の関係って深いんだね。それで、伊勢神宮ってどんな場所なの?』
にぎ:『伊勢神宮は、自然を大切にする場所で、特に森林は神聖な空間として保護されているんだ。ヤマトヒメがその基盤を整備し、倭姫宮(やまとひめのみや)などの別宮も設けられたんだよ。』
この:『なるほど。自然を大切にするって、今の私たちにもすごく大事なメッセージが込められているよね。』
にぎ:『その通りだよ、このさん。古事記やヤマトヒメの物語から学ぶことは多いんだ。自然との共生、そして祭祀を通じて豊かな生活を感謝する心…これらは、現代にも続く大切な教えだね。』
この:『本当に、歴史から学ぶことは多いね。ありがとう、にぎさん。今日も新しい知識を教えてくれて。』
にぎ:『どういたしまして、このさん。一緒に古事記の世界を探究するのはいつも楽しいよ。』
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