【古事記】第6話『イザナギの禊』黄泉の国から戻った池で最高神アマテラス誕生!!
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。
目次
古事記【イザナギの禊】ストーリー
にぎ:『このさん、このさん、今日はね、すごく不思議で素敵な話があるんだよ。イザナギって神様の話。黄泉の国から帰ってきたあと、すごく大事なことをしたんだって。』
この:『えっ、イザナギって誰?黄泉の国ってなに?』
にぎ:『イザナギはね、日本の神話に登場するとても重要な神様なんだ。黄泉の国っていうのは、死んだ人たちが行く世界のこと。イザナギはある理由でそこへ行ったんだけど、地上に戻ってきた後、自分をきれいにする儀式を行ったんだよ。』
この:『へぇ、どんな儀式をしたの?』
にぎ:『宮崎県にある日向国の阿波岐原って場所で、イザナギは身につけていた衣服や装飾品を脱いで、川に投げ捨てたんだ。そうするとね、その衣服や装飾品からいろんな神様が生まれてきたんだよ。』
この:『本当に?どんな神様が生まれたの?』
にぎ:『海に入って体を洗ったときにはね、六柱の海の神様が生まれたんだって。でもね、一番すごいのは、イザナギが自分の左目を洗ったら、太陽の女神アマテラスが生まれて、右目を洗ったら月の神様ツクヨミが、鼻を洗ったらスサノオが生まれたんだ。』
この:『わぁ、それぞれが太陽と月と嵐の神様になるなんて、すごいね!』
にぎ:『うん、この禊(みそぎ)っていう儀式はね、世界を照らす大切な神様たちを生み出したんだよ。イザナギの話は、自然や世界がどう作られたか、そんな大切なことを教えてくれる神話なんだ。』
この:『イザナギの話、すごく面白いね。もっと古事記の話、聞かせてね、にぎさん。』
にぎ:『もちろんだよ、このさん。古事記にはまだまだたくさんの神話があるから、一緒に学んでいこうね!』