【古事記】18話|「山幸彦と海幸彦」みんなが知ってる浦島太郎伝説の原点!?
神社や神様について、皆さんにもっともっと知ってもらうために、日本最古の歴史書である『古事記』『日本書紀』に描かれている神話や神さまついて、ちび神さまの『にぎこの』が楽しく説明してくれます。
古事記「山幸彦と海幸彦」ストーリー紹介
にぎ:『このさん、このさん、古事記に記されている神話のお話をしてもいい?』
この:『今日はどんな神話のお話を聞かせてくれるの?』
にぎ:『さてね、今回は「山幸彦と海幸彦」の物語だよ。古事記には二人の兄弟、山で狩りをする山幸彦と海で魚を取る海幸彦の話が記されているんだ。二人は、私たちの先祖にあたるんだよ。』
この:『おお、それってどんな話?』
にぎ:『山幸彦がある日、海幸彦の大切な釣り針を無くしてしまったんだ。海幸彦は怒って、山幸彦はその釣り針をどうしても見つけなければならなくなったんだよ。』
この:『それは大変だったね。でも、どうやって見つけたの?』
にぎ:『困った山幸彦に、海の神様が現れて、海の底の神様ワタツミのもとへ導いたんだ。ワタツミの娘、トヨタマヒメに会って、彼女との間に素晴らしい縁が生まれたんだよ。』
この:『それからどうなったの?』
にぎ:『ワタツミは、山幸彦に釣り針を見つける方法を教え、さらに潮の干満を操る力を授けたんだ。山幸彦はその力を使って、無くした釣り針を見つけ出し、兄弟の間の和解をもたらしたんだよ。』
この:『ふたりの関係が良くなって良かったね。でも、なぜ潮の干満の力を授けられたの?』
にぎ:『その力は、山幸彦が海と山、そして自然と調和して生きるための象徴なんだ。私たちも自然の恵みに感謝し、そのバランスを大切にすることが、この物語から学ぶ大切な教えなんだよ。』
この:『自然とのつながりを大切にすることが、とても大事なんだね。』
にぎ:『そうだね、このさん。この物語は、自然への敬愛と、困難を乗り越えた兄弟の絆を教えてくれるんだ。古事記の中には、私たちの日々の生活にも通じる普遍的なメッセージが詰まっているんだよ。』
この:『ありがとう、にぎさん。神話を通して、そんな大切なメッセージを受け取ることができるなんて素晴らしいわ。』
にぎ:『いつでも、このさん。古事記の神話を共に学べることは、僕にとっても大きな喜びだよ。』
🔜【古事記】19話|「山幸彦とトヨタマヒメ」絶対に見ないでは神さまでも守れない!?
『山幸彦と海幸彦』~出演:神さま紹介
山幸彦
海幸彦
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